第9回目の『やんチャレ教室』は「紅葉の山へ行こう!」をテーマに、美瑛町の望岳台~上富良野町の白銀荘までの5キロの十勝岳縦走登山に挑戦しました。22日(土)は1名、23日(日)には3名のお友達が参加してくれました。
当初の計画段階で、この時期に雪が降るなんて…。ましてや、山が一面真っ白になっているなん…で誰が予想したことでしょう。紅葉を眺めるどころではありません。でも、10月に貴重な経験になったことは確かで、逆にそれも記憶に残ったかも…。
美瑛町・望岳台にある防災シェルター(新しい施設)で、まず山のことや冬山登山のことについてお話しをしましたね。その後、準備体操をし、行動食をリュックに積め込んで、いざ出発。雪が10cm程度積る山を30分程登り、次に待つは雪の積もった「ハイ松のトンネル」をくぐりました、時にはハイハイで、そして時にはホフク前進する場所もあって、子どもたちにはとってはとっても面白い体験でしたが、大人にとっては過酷な状況が続き、いつもより疲れました。また、途中には川があり、十勝岳の雨水が流れています。互いに手を取って岩を飛びながら対岸に渡りました(中には、ドッボンって子もいましたが…)。そこから先は残り1キロ「もうガイドしなくていいよ。先に行って!」なんて余裕の言葉が出るほど。たくましくなったなーと感じましたよ。結局、5キロの道のりを約2時間半かけて全員が無事に到着しました。さぞかし、辛かったと言うと思いきや、寒かったけど楽しかったとの感想が聞かれました。
その後、山ならではの体が温まるカレーライスとコーンスープを、その場で炊いて食べ、仕上げはみんなが楽しみにしていた温泉に入浴してきました。山だからできること、山だからできたこと、そして、山だからこその色々な体験をしたプログラムになりました。
山登りは実際に登った人だからこそ得られる満足感や充実感は最高です。これからも「やんチャレ教室」では色々な山に登りますよ。みんなのチャレンジを待ってます!!
プログラムディレクター キンニクマン
真っ白の道を進みます。
ハイマツのトンネルをくぐって
時にはお尻も使って
やったーゴールだ!